ひながたり。

writing practice as practice flight

恐怖に対する想像力

TSUTAYAから借りていたサカサマのパテマを見ました。返却期限までに見られて良かった。

パテマが持っている、空に落ちることへの恐怖の描写が秀逸だと感じました。恐怖というのは生死に直結する感情ですから、死を避けるべくして恐怖を感じるわけであって、逆にいうとそうでない場面では恐怖は温存*1されているものだと思うんですよね。その意味では恐怖ってなかなか嘘偽りのきかない感情だと考えているんですが、それでも作者は逆向きの世界の住人が抱いている恐れ・怖さに対する豊かな想像力を働かせていてすごいなあと。

劇中にちょくちょく出てきたパテマの砂時計型のキーホルダー、初めは砂の位置が変じゃないかとも思って見てたんですが、パテマの世界の筐体にエイジの世界の砂が入っていたからあの挙動なんですね。納得。

 

 

蛇足ですが序盤のパテマが鉄板の上を歩く反響音から、なぜかバイオハザード2を思い出してしまいました。プレイしたのはもう10年以上も前なのに、音の記憶というのは本当に不思議なもので、あるいは音が人間の原始に近い感覚なのかもしれませんが、ともかく10年の時を軽く飛び越えてきてくれたのには驚き。

 

*1:変な言い方ですが他に表現が思いつかない

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