ひながたり。

writing practice as practice flight

モレスキン白版(星の王子さま)

ケイブが2002年に発売した「怒首領蜂 大往生」では、初期出荷の白版(通称白往生)のほうが、後期出荷の黒版(通称黒往生)よりも難しいとされています。同様にしてモレスキンもまた、白版のほうが黒版よりも難しいです(主に入手難易度的な意味で ;-)。

 

戯言はさておいて、7月になったのでモレスキンの18ヶ月ダイアリーを新品に交換した。これまで通り黒版にしようかとも思ったけど、折角なのでサン・テグジュペリ*1の精神に倣って星の王子さまの白版を買ってみた。表紙をめくって見開きの黄緑色は綺麗だし、そこに書かれている絵や詩も好きなのだけれど、肝心の中身のページでは文字の色が薄いのがちょっと残念。中にあるお役立ち系コンテンツについては従来と一緒だけど、実際これまでまともに使ったためしがない。唯一役立ったのが摂氏と華氏の換算表で、エアコンの設定温度 72 °F が道理で冷えすぎだと納得したくらいなもの。

 

旧黒版の最後の記録は三菱一号館美術館のヴァロットン展となった。この展示では正直なところあんまりインスピレーションが沸かなくて、公式サイトにはクールなエロティシズムとの記述があるけど、クールすぎて逆にそそられなかった。むしろ最近では東京都美術館でのバルテュス展の方が個人的に刺さったかな。やっぱり少女のほうが云々って話だけじゃなくて、バルテュスの生き様というか、壁に書かれていた名言に込められた、魂の高潔さも含めて。

絵を描くことは祈りの一つ、神に行きつく一つの道だと、私は確信しています。

 

ユリイカ 2014年4月号 特集=バルテュス 20世紀最後の画家

ユリイカ 2014年4月号 特集=バルテュス 20世紀最後の画家

 

 

*1:パイロットでもあった

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