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ひながたり。

writing practice as practice flight

コトブキヤ 「怒首領蜂 大往生 TYPE-A」

ゲーム

巷ではモンハンの新作が話題になっているようですが、私はいまだに12年前のシューティングゲーム怒首領蜂 大往生』で遊んでいます。長いことB-Sで1周する程度の能力だったわけですが、最近になってようやく2周目突入が安定してきました。もちろんALLなんてできませんよ? 以上、わかるかただけニヤリとしてあげてくださいね。

 

上記はとある文章の導入部分に使おうと思っていたんだけど、さすがにマイナーネタ過ぎたのでお蔵入りしたもの。まさか今どき大往生に明るい人なんていないよね、と思っていた矢先、まさかの自機プラモデル化で以下コトブキヤのウェブサイトから引用。

 


怒首領蜂 大往生 TYPE-A | KOTOBUKIYA

 

初めて見たときには我が目を疑った。一昨年に稼働開始した最大往生ならまだしも、と二度見したけどやっぱり12年前の大往生。普段は機体のディテールは意識してないけど(かつゲーム内のドット絵じゃほとんど判別できないけど;-)、機首腹部が映るアングルの写真は、確かにPS2版大往生のパッケージ絵を彷彿とさせる。ああそうかでもこれは過去の製品情報だよね、と思ったのもつかの間、製品スペックの発売月は2015年2月となっている。やっぱりこれは新製品だった。

 

ここで少しだけ解説しておくと、『怒首領蜂 大往生』では2種類の自機が登場する。今回プラモデル化された赤機体*1のTYPE-Aは移動速度が速いけど攻撃範囲が狭く、道中の攻略には周到なパターン化が必要。逆に緑機体*2のTYPE-Bはその攻撃範囲の広さのおかげで、道中ではアドリブが入ってもなんとか乗りきれる。一方で火力的にはTYPE-Aのほうが優秀で、ボス戦では大いに活躍してくれる。ゲームとしてはパターン化しきらなくとも道中攻略できるTYPE-Bのほうが好みなんだけど、絵的にはTYPE-Aのほうが映えるように思う。

 

上記パターン化とアドリブについてもう少し。アドリブは言い換えればランダム要素ということで、パターンとランダムの両者に対しては東方シリーズの製作者ZUNが重要な示唆を与えてくれる。以下のくだりについて確かに読んだ記憶はあったんですが、どこで読んだかをすっかり忘れていて、探すのに小一時間ほどかかってしまった。花映塚の体験版のおまけテキストにあるものです。

話がそれましたが、全くパターンにならないと言うことは、頭で考えるという行為が薄れ、そこには反射と操作テクニックだけが残るのです。「ランダムに与えられた場面に対し最善の手を考える」これの繰り返しこそが本当のパターン化しない遊びだと考えます。

 

我々人間は、時に宝くじより競馬に熱中します。また、株取引よりもTOTOに熱中する事も多いでしょう。これはパターン化しないランダムの上に、予想可能な最善パターンが存在し、『それが明確な解ではない』事に因る物なのです。

 

将棋(ランダム性皆無)より麻雀(ランダムの後に考える最善パターンがある)に。

双六(ほぼランダム)よりポーカー(ランダムの後に考える最善パターンがある)に。

 

コンピュータゲームはこの思考可能なランダムを、機械が容易に生み出してくれる。これをメインに置いたテトリスぷよぷよは、きっと開発者が遊んでも面白いゲームの一つだったのでしょう。

 少し解釈の難しい文章ではある。ランダム性がまったく存在しないのでもなく、かといってランダム性だけに支配されるのでもなく、ランダムとパターンのさじ加減が重要だよという、大意としてはそういう話だと僕自身は理解している。花映塚は対戦型シューティングを謳った東方シリーズの中でも特異な作品で*3、製品版のおまけテキストでも、面白いゲームですよと製作者本人がさかんに強調していたのが印象に残っている。

 

で、この「ランダムの後に考える最善パターンがある」ってのは、モンハンにも言えるんじゃないかなっていうことをふと思った。モンスターと戦うに際してパターン化の要素は強く存在するけど、それでも地形の違い、自キャラのスタミナ、武器の砥ぎ具合*4などの擾乱が存在する。そしてマルチプレイになればなおさらのことで、仲間の挙動は本質的に予想がつかない。けれどこういったランダムな要素を踏まえたうえで、自分で考えた最善パターンを取っていく、というのが面白みにつながっているのではないかな。ということで、出だしのモンハンの話題と上手くつながったところでお後がよろしいか。

 

*1:なお2P側で開始すると青機体になる

*2:なお2P側で開始すると黄機体になる

*3:一応先行作品として夢時空が存在する

*4:この表現で正しい気がしないが、長いこと界隈から離れているせいで適切な表現が出てこない

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