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ひながたり。

writing practice as practice flight

Key 「CLANNAD」 - 10年越しの英語版

ゲーム

2004年発売の本作は今年でちょうど10周年。もう10年も前のゲームなのか、と思うにつけて、過ぎ去った年月の早さと、等しく自分に加算された年齢の重みに驚かざるを得ない。英語版の製作を掲げて出資を募った先日のKickstarterでは、わずか数時間で目標金額を達成してしまったのは記憶に新しいところ(まあだからこそ記事を書こうと思い立ったわけで)。このOPだけでもう目から汗がね…


CLANNAD Official English Release by sekaiproject — Kickstarter

僕自身にとってもそうだし、そして他の人にとってもおそらくそうなんだろうけど、10年経っても輝きを失わない、まことに稀有な作品である。

 

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1周目はPC版。当時の僕にとって観測範囲外にあった"美少女ゲーム"というものを、友人が紹介してくれたことに端を発する。その年の夏休みはもうCLANNADをやった記憶しか無いというくらいにプレイして、ジェット齋藤とか智代の64hitとか、草野球シナリオとかも全部制覇して、作品中のほとんどのテキストを読んだように思う。まあ残念ながら当時は日記も付ける習慣がなかったおかげで、それに肝心のセーブデータもPCの新調に合わせてロストしてしまい、今になってはどのくらい熱を上げてプレイしていたのか、当時の記録が何も残っていない。せめてセーブデータだけでもクラウドに投げておくんだったなあと、ややおぼろげな記憶を頼りに往年を振り返る。繰り返しになるけれど、初プレイが10年前というのがにわかに信じがたいね。

 

2周目はXBOX360版。キャラのフルボイス化とHD画質化を目当てに、こちらは時は過ぎて2011年に購入。声優についてはまったく違和感が無かったなというのが第一印象。とくに能登麻美子演じる一ノ瀬ことみは言うまでもなく。高解像度の美しい一枚絵とともに、シナリオをもう一度堪能することができた。それでもさすがに最後のほうはちょっとだれてしまって、テキストスキップのお世話になる場面もあったけれど。一応すべての実績を解除していて、見てみるとはじめの実績"長い坂道"の解除が2011/05/22、終わりの実績"CLANNAD"の解除が2012/03/13となっていた。まあだいぶ時間がかかっているけど、これは他のゲームと並行で走らせていたからだろうな。

 

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あとは上で少し触れた一ノ瀬ことみのシナリオについて。美少女ゲームでヒロインのルートに入ったあとは、それ以外のヒロインが良い意味でも悪い意味でも空気になってしまうことってままあると思うんだけど、ことみシナリオはその点違っていて、サブとしての古川渚と藤林姉妹が最後までシナリオに絡んできて、友達としての繋がりを感じさせてくれたのが嬉しかった。あとはなんだろうね、博覧強記なことみに惹かれて、僕自身も作中に出てきた小説『たんぽぽ娘』を読んでみたりと、現実世界にもわりと影響が大きかった。そしてシナリオ最後の両親からの手紙のくだりは、感動的で・美しすぎて今でも心を掴んで離さない。両親がことみに託した想いは世界を巡って、確かに彼女まで伝わった。

 

ことみへ

世界は美しい

悲しみと涙に満ちてさえ

瞳を開きなさい

やりたい事をしなさい

なりたい者になりなさい

友達を見つけなさい

焦らずにゆっくりと大人になりなさい

 

おみやげもの屋さんで見つけたくまさんです

たくさんたくさん探したけど

この子がいちばん大きかったの

時間がなくて、空港からは送れなかったから

かわいいことみ

おたんじょうびおめでとう

 

CLANNAD

CLANNAD

 

 

 

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