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ひながたり。

writing practice as practice flight

力をそぐ質問と力を与える質問

読書

タイトルは以下の書籍からの引用です。

  

20代で身につけたい 質問力 (中経出版)

20代で身につけたい 質問力 (中経出版)

 

 

研究で周りの人と議論なんかをしていると、相手の質問のセンスのようなものを感じるときがある。単純に好意的なのとはちょっと違っていて、批判も含んでいるけど、でももう少し頑張ってみようかなとか、前向きな気持ちにさせてくれる質問のたぐい。そういったものを上手く出してくる相手と議論していると、本当に楽しくてずっと続けていたいと思う。だけどいざ自分が質問する段になったときに、そういったセンスのある質問ができているかは、実のところかなり自信がなかった。そこで質問力を掲げた本書を読んでみたわけなんだけど、なるほど多くのヒントを貰うことができたよ。

 

この質問のセンスというものについて、いちばん腑に落ちた表現が本書の随所で現れる「力をそぐ質問」と「力を与える質問」。著者は力をそぐ質問を例示し、その表現を変えることで、力を与える肯定的な質問へと変えてみせる。

  • 「どうして売上が上がらないのですか?」ではなく「売上を上げるにはどうしたらよいと思いますか?」
  • 「どうしてやらないのですか?」ではなく「どんなことから着手できますか?」
  • 「やる気の問題じゃないんですか?」ではなく「何が妨害していますか?」
  • などなど。詳しくは本書で。

著者の指摘では、たいていの人が「力を与える質問」よりも「力をそぐ質問」のほうをたくさん出してしまいがちだという。自分自身を振り返ってみると、確かに力をそぐ方向寄りだったかもしれないなと少し反省。

 

質問のセンスとは少しずれるけど、冒頭で書いている良かった議論の逆パターンに一度だけ遭遇してしまったことがあります。こちらがどんなことを言っても先ず否定で返される、ということを実際にやられて言葉通り“力がそがれて”しまい、これはさすがに保たないなと思って早々に退散した。合わない相手とは無理に付き合う必要は無い、なんて言うけれど、あの場面ほどこの言葉を身にしみて感じたことはなかった。お互いのために、というか主に自分のために、そうした人からはそっと離れるのが精神衛生上良いかと思います。

 

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