ひながたり。

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アールデコ見直した

アールデコ、直線的・幾何学的くらいにしか知らなくて侮ってたけど、東京都庭園美術館に行ってみたら思いのほか良くて見直した。

 

ミュシャをはじめとするアールヌーヴォー寄りな僕にとっては、アールデコというと直線的・幾何学的くらいの印象しかなくて、アールヌーヴォーへの反発から生まれた芸術様式くらいにしか考えてなかった。ただアールデコを標榜する建築物にはなんとなく惹かれるものがあったので、東京は白金台にある東京庭園美術館に行ってみた。ウェブサイトからして格好良いです。


東京都庭園美術館|TOKYO METROPOLITAN TEIEN ART MUSEUM

 

美術館、旧朝香宮邸なのでいろいろと豪華で圧倒されたのと、あとすごく巧みに和洋折衷していて印象的だった。ベースは確かに洋風建築っぽいんだけど、石材とかあるいは文様とか、至るところに日本的な要素が組み込まれてる。あと大理石だけだと重い感じになるところを、木材を使うことで柔らかい感じも出していて良かった。そういった木なり石なり金属なりガラスなり、建築素材が訴えかけてくる印象・影響というのが、決して小さくないということに今回気付いた。これ実際に体験してみないとわからないことだから、訪れる価値あると思う。

 

ついでにオーディオドラマ公開されてて、ドラマ聴きながら館内観て回るレアな体験できた。


東京都庭園美術館|TTM: IGINITION BOX 2015|PROGRAM_D 饗宴のあと アフター・ザ・シンポジウム

饗宴のあと

饗宴のあと

  • Kazuki Kobayashi
  • ミュージック
  • 無料

 

ドラマ聴くにはスマートフォンから専用アプリをダウンロードするのと、あとヘッドホンが必要だけど、端末とヘッドホンは貸出もしてるみたい。アプリ自体は無料だけど音声のクオリティめっちゃ高くて、おそらくバイノーラル録音だと思うけど、最初あまりに耳元で聞こえてきて驚いた。上記ウェブサイトにあるプロデューサー・ノート見ると、この建物自体が数奇な運命辿ってて、それだけで物語性出てくるから、ドラマ仕立てにしたのは慧眼だと思う。アプリ、家に帰ってからじっくり聴こうと思ってたら、不思議な力で美術館内でしか聴けないようになってるらしかった。その点残念だったけどまあ仕方ない。

 

あと上で書いた当初の理解、アールデコはアールヌーヴォーへの反発から生まれたというのは、いちおう正解だけど答えとしては不十分だった。当時ドイツではバウハウス、すなわちシンプルで大量生産可能な様式が流行りだしてて、それに対抗してフランスが出した解のひとつがアールデコだ、ということを解説動画でいってた。あとアールデコは、当時の世相を反映した植民地的エキゾチックさも含んでる一方で、古典的な芸術からも影響を受けているなど。とにかく発祥はフランスだって知らなかったので勉強になったし、フランス行きたくなってきた。

 

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