ひながたり。

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はら 「うさぎたちのがっこう 4」 読んだ

以前にも記事*1にしてたうさぎたちのがっこう、次のコミティアで既刊まんがを一冊にまとめた新刊本が出ますということで、期待値高まりつつあった。コミティアには結局出向かなかったけど、久しぶりに行ったZINで探したら早々に委託されてて、早速買って読んだ。作者のブログにある新刊紹介の記事、それからツイッターのつぶやきはこちら。

 

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まえがき、4巻目にしてなんとサービス満点のキャラクター紹介と相関図が出てきて、これまで謎に包まれていたうさぎみみJCたちの百合模様もとい人間関係が判明する仕組みになっている。JCたちの仲の良さと楽しみあるだけじゃなくて、そこはサービス精神旺盛な作者だけあって、紹介文を最後まで読むとひみつ情報が書いてあってもっと幸せになれます。

 

内容、上でも書いたけど、これまでのまんがのまとめ本になってて、「2013/8/18~2015/8/30 全8本 計33P」*2となっている。各話につながりはなくて、冬の寒さに風邪を引いたと思ったら、夏の暑さにプールに飛び込む水着回もあるし、あとばんそうこう回とかじゃあ少しだけ回とかあって、どこから読んでもうさぎみみJCの良さ感じられます。ひとつひとつのまんがは数ページだからさくっと読みきれるけれど、それでもストーリーを追い切れない刹那的快楽主義の人は、表紙を開いてはじめに出てくるマフラーの3年生と、裏表紙の2年生と3年生を堪能しよう。とくに裏表紙の2人をよく見ると、手と手そして指と指が重なり合う百合フレーバーで、「自称手を描くフェチ」*3というさすがの作者で良さある。COMIC ZINの商品紹介ページ*4に載っている画像は表紙側なので、裏表紙が見たい人は買いましょう。是非!

 

話は変わって、MdN2015年6月号、特集は少女の表現史で「少女に思わず恋してしまう『演出装置』」というコラムがあって、そこではアイスとかラムネとか、あるいは花火とかひこうき雲とか(これらのキーワードで少女のいる情景が浮かべば素晴らしい)が紹介されているけど、作者の描くJCが備えているうさぎみみもまたすぐれた演出装置であると思う。少女が持っている美しさ、儚さ、自然体、そういった象徴をいや増してしてくれるのがこれらの「演出装置」なわけで、ではうさぎみみは何を演出してくれるのかというとそれは少女たちの飾らない健気さではないでしょうか。制服の箱庭感とうさぎみみのついた非日常感は、そんな無邪気な世界を成り立たせそして補強せしめる。彼女たちの仲良しで楽しい時間がずっと続けば良いと願うひなさんであった。

 

 

  

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