読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ひながたり。

writing practice as practice flight

Bombservice 「Momodora: 月下のレクイエム」 遊んだ

(English version is available here)

 

はじめに

フロムソフトウェアが出してるダークソウル、圧倒的な高難易度で知られるアクションRPGだけど、このシリーズの最新作が今月24日に発売予定ということで、買うかどうか悩ましい状況が続いてる。そんな意識高まってるさなかにGame*Spark覗いてたら本作の紹介記事を見つけて、ダークソウル的感性を持ったゲームだよという紹介文に惹かれて買ったのだった。

 

www.gamespark.jp

 

 

開発元のBombservice、少なくとも日本のスタジオではないことは確かで、僕も遅ればせながら本作で初めて知った。Momodoraという名前でひとつのシリーズになってて、過去に3作のナンバリングタイトル、そして最新版である本作が第4作目にあたる。ありがたいことに完全日本語化されてたので思う存分楽しめた。

 

以下ネタバレ注意です。

 

 

グラフィックと遊び心地

本シリーズは洞窟物語を彷彿とさせるつくりになっていて、第1作目のREADMEでもその影響を受けていることが述べられてる。けれどグラフィックの面でいえば、本作のスクリーンショットを見てまず感じるのがその美しさです。主人公の女の子は村の司祭で、ドット絵にしたときにその装いが映える。主要なキャラは基本的に女の子ばかりで、道中で出てくるボスの魔女、修道院で佇む黒服の子*1、あと修道院の絵画の子*2とかみんなかわいさあって、製作者の心意気が窺える。

 

何より遊んでみないと判らないのがドット絵のアニメーションの美しさで、主人公の歩き・ジャンプ・攻撃から連撃にいたるまで滑らかにつながっていて気持ち良さあるし、あと放置しているときに見せてくれる細かなしぐさまでちゃんと考えられててこだわりを感じる。敵の攻撃を避けつつローリングで背後に回り込んで連撃で倒す、倒すと紫色のジェムが辺り一面に飛び散る爽快感ともあいまって、2Dアクションならではのプリミティブな楽しさが味わえます。

 

 

難易度

最初ノーマルで始めて5時間ちょっとで1周した。行き詰まったときには開いていないマップに行くとだいたい先に進めて、適度に迷ったけど迷いすぎなかったのが良かった。ボスは基本的に初見殺しなので、攻撃パターンを冷静に読んでいく忍耐強さが要求されます。ボス直前にはつねにセーブポイントがあることからも、その攻略の楽しみは意図してデザインされていることがわかる。トライアル・アンド・エラーを繰り返した果てに、ようやくボスを倒せたときの達成感は何物にも代えがたい素晴らしさがあった。

 

一方で実績解除の難易度は相当に高めできびしさある。steamだと9個の実績があって、僕はこれまでにノーマルで1周そしてハードでも1周したけれど、未だに1つの実績も解除されていない。(追記:トゥルーエンドは見ているから、少なくとも1つは実績解除されても良いはずなので、1つの実績も解除されていないというのはバグかもしれない。)解除条件を見ると「一度も死なずにゲームをクリアする」という死にゲーとしてどうなのと思うのもあって、コンプリートするのは中々に骨が折れそう。実績はあくまでもおまけ要素であるのは承知の上だけど、すぐれた実績はゲームへのモチベーションを維持するのに一役買ってくれるのも確かなわけで、もう少し獲得の楽しみがあっても良かったなというのが正直なところ。

 

 

物 語

ストーリー、主人公の女の子司祭が呪いを解くためにお城に行って活躍するというお話です。なんでそういう状況になったかはおそらく前作からの流れを汲んでいるんだろうけど、本作がシリーズ初プレイな僕にとってはいまいち全貌が掴めない感じだった。主人公が振り回している武器は最初は布かなにかかと思ってたら実はカエデの葉で、それに気がついたのはカエデの葉がハイビスカスティーで若葉に変わって、同時に近接攻撃の色も変わったところでやっと理解した。でも改めて最初から始めてみたら冒頭でカエデの葉で攻撃するよとちゃんと述べられてて、自分の読解力の乏しさが残念だった。まあそうした話の流れ、ひいては物語の全体構造を知らなくても、刹那主義的あるいは唯美主義的に楽しめるのがアクションもしくはシューティングというもの。そのプリミティブさが本作にも残っていたのが僕にとってはありがたかった。

 

 

余 談

  • 音楽もピアノっぽさがあってとても良いです。だけど音楽については語りうる言葉を持たないので、この程度のレビューにならざるをえない。steamではサントラがバンドルされてるセットも有り。
  • すごく久しぶりに紙のノートで記事の草稿作った。案外悪くないかも。

 

*1:アイテムを渡すと敵になって戦う羽目になるので悲しい。しかも最後に助けを乞うなかで攻撃を続けて倒さないといけないつらみが半端ない

*2:雰囲気あるけど正体不明

お越しくださりありがとうございます。このブログについて