ひながたり。

writing practice as practice flight

明晰夢

明晰夢、小学校時代の校舎に居て、全校集会が終わって体育館から教室に向かってぞろぞろと歩いている時に、この突拍子もないシチュエーションはもしかして夢なんじゃないかと思い立つ。そこでここが夢だと自覚した。

これまでは明晰夢の一歩手前、夢だと自覚した時点でもう眠りが浅くなっていて、間もなく目覚めてしまうというケースは経験していたのだけど、今回のはより一般化されて鮮明に見ることが出来た。

 

夢だからと言って破天荒に行動すると夢が破綻するのか、すぐに目が覚めてしまうのは経験上なんとなく分かっていたので、そうした行動は敢えて避けつつ静かに校舎内を歩いてみる。注意して観察すると校舎内でも全然人が居ない不審な場所とかがあって、そういうところには近づかないようにして大人しくして居た。危うくなる状況を避けて、夢に従順になるように行動する事で夢を長持ちさせられるらしかった。

 

校舎内の廊下を歩きながら、ふとハピメアの主人公のことを思い出して、彼曰く指を鳴らすと夢の世界を好きなように変えられるとの事で、ならば僕もと思って真似して指を鳴らしてみる。鳴らした親指と中指のところでポワンとエフェクトが発生して、でも何も起こらなかった。今回は調子が良くないのか、けれど本当に変えられたとしたらそれは若干都合が良すぎるようにも感じられて、結局のところ僕には夢を改変する能力は無いらしいという事で結論づけられた。

 

途中で何かに追われる感覚を持ったので一階の廊下の窓から外に出て、実家のある方向へと逃げる。実家の裏の通りに着いた所で振り返ると、追いかけてきたのが子犬の群れだったことに気付く。それらは何らかの理由で僕の中ではこわいわるいものとして認識されていたので、道路脇の側溝に蹴落としている場面で夢が終わった。

 

こうやって書いていると自分の中の隠された能力が目覚めたみたいで中学二年生っぽくて良いんだけど、僕はもう中学生ではないから悠長な事は言ってられないし、しかも残念な事に明晰夢はそれ以来見られていない。寝る前に、今から見るのは夢だからそれを夢のなかで気付くように、と再三念じてから眠りについても、夢の中では結局そこが現実だと思ってしまって夢の事象に振り回されてしまう。

 

明晰夢、たぶん何らかの発生条件が有って、先日はそれがたまたま揃っただけという事なのだと思う。本当にこれがそのたぐいの物だったのか、今となってはちょっと怪しい気もしていて、でも夢の中で指を鳴らした事は確かに覚えている。世界を思い通りに改変しようとして指を鳴らす、それは現実世界では決してやらない事だから、この一件をもってやはり明晰夢だったんじゃないかと思い直す。

 

前にも書いたけど、夢は寝ているだけでコンテンツを自動生成してくれるので大変に都合が良い。アマツツミを遊んだあとにハピメアを遊んだら、テキストの見た目の濃さに少し驚いてて、それは漢字の閉じが多いからなんだけど、今回はそれに乗じて漢字多めで書いてみた。この辺は些と余談でしょう。

 

 

ねくねっとガールズスリーブコレクション Vol.030 ハピメア 「舞亜」

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