読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ひながたり。

writing practice as practice flight

豊穣の卓上娘

要約

美少女ゲームブランドminoriの2017年卓上カレンダー、ゲームで遊んだ時間を日々記録しながら健やかに運用中です。実りある生活の経緯と知見を語る。

 

 

発端

minoriというゲームブランド、以前の記事*1にも書いたようにその思想・哲学*2に感化されつつある自分がいて、彼/彼女らが作る美少女ゲームに対する意識が高まってた。その最中に2017年用の卓上カレンダーが発売されることを知って、このカレンダーはブランドが毎年恒例で作っているものらしいんだけど、ものは試しにとひとつ注文してみたのだった。

 

でも実際には卓上カレンダーなんてここ数年は使ってなかったし、また使うあてもないまま勢いで買ってしまったというのが正直なところで、それは以前の記事*3にも書いた通り、カレンダーといえば三菱重工の壁掛けのやつを使うのが鉄板になっていたからだった。するとこの卓上カレンダーは買うために買うという、よくある手段の目的化というやつであったのだれけど、まあそんなに値段も張らないし、使えなかったらお蔵入りすれば良いだけだと思いながら軽い気持ちで注文した。

 

 

プロダクト

公式の通販サイトでカレンダーを注文したのが去年の12月中旬、そして12月下旬には到着してくれて、新しいカレンダーとともに新年を迎えることができた。

 

このカレンダーは月めくりのもので、表紙と2017年1月~2018年1月の計14枚構成。わりと厚いしっかりとした紙でできていて、サイズもB6くらいでそれなりにある。勢いで買ってしまっただけに委細は調べていなかったんだけど、満足できるだけのクオリティを持ったプロダクトになっていた。それぞれのページに書かれているのは月と日付を表す数字のほか、アルファベットの見慣れない単語が並んでいて、ちょっと調べてみたらイタリア語らしくて異国情緒が有る。

 

日付部分の背景には、カレンダーを邪魔しない程度に歴代作品の登場人物と思しきキャラが描かれていて、これがかわいい。最新作であるトリノラインのキャラは見て判ったけど、それ以外の少女は特定に至らなかった。かれんだー の みぎうえ には ゆるふわ な かくげん が ついていますから すこし とっさの ひとことに つかえるよ。

 

 

記録対象

話を元に戻すと、こうして手に入れたカレンダーをどうしようかと考えたとき、せっかく良い品なのだから使いたい、使わずに取っておくのもありだろうけどそれはしたくない、でも普段のスケジュール管理はデジタルでやっているからカレンダーに書き込むような予定はなく、それならば過去の振り返り、何かログを書き残すのに使おうと考えた。

 

スケジュール管理と同様に、ログを残すこともまたデジタルでやろうと思えばできる。でもそれをあえてアナログでやろうと思ったのは、ひとつにはこのカレンダーにあるかわいさが毎日眺めるのに優れていたということ。そしてもうひとつには、紙に記入するという身体性を伴ったログとすることで、より自分のなかで強い記録になってくれるのではないかと考えたこと。後者については昔の反省もあって、以前にもエクセルで何かしらのログを取っていたことがあったんだけど、でもそれは習慣として長続きすることはなく、結局流れてしまっていた。

 

そしてログを残す対象を何にしようかと考えたとき、これはゲームに由来するカレンダーなのだから、ゲームに関する記録を残しておくのが自然なように思われた。そこで何のゲームを何時間遊んだか、そしていつ何のゲームを買ったのか(ついでにいくら使ったのか)、これら2つの項目についてその記録を残すことにした。アナログでの記録は身体性を伴う反面、効率的な統計処理ではどうしてもデジタルに劣ってしまう。でもそういった高度なことを必要としない、いわばどうでもいいことを記録対象にすることが、アナログで処理するにあたっての重要なポイントです。

 

 

Intermission

ここで話が横道に逸れますが、しかしこの記事においてもっとも重要な役立ちになると思われることは、この記録の試みは「自分のKPIを意識する」ことに由来していて、そしてそれは以下の記事にインスパイアされたものです。

 

lifehacking.jp

 

自分のKPIを意識するための手段が、僕にとっては毎日の記録を残すことであったということ。ゲームの他にも書いたコード、読んだ論文、書いた原稿、それらをminoriカレンダーとは別に手帳に書き残すことも年明けからはじめた。どの記録も今は毎日やることを目標にしていて、具体的なKPIを設定するまでには至っていない。けれどもこうして日々の記入を繰り返していくことで、否が応でも自分のKPIを意識することになるし、そして積み上げた数字はその先の継続をきっと支えてくれるものだと考えている。

 

 

知見KPT

Problem

分かりやすかったのでProblemから書くけど、まず僕は常々ゲームで遊びたいと思っていながらも、実際に投下した時間は週あたりで4~5時間程度であることがわかってきた。昔に比べたら明らかに減っていて、積んだゲームがまったく片付いていかないのも道理であった。例えばペルソナとか女神転生というシリーズ、僕はこれまでに遊んだことがないからあわよくば遊んでみたいと思っているんだけど、最新作であるペルソナ5はクリアまでに100時間くらいかかると聞いていて、すると単純計算で20週かかることになってこれは深刻な事態である。一方でゲームを買う数はそれなりにあったから、このままだとゲームは積み上がっていくばかりで、自分の中でインプットとアウトプットのバランスが良くない、もしくはそれ以前に問題がある今の状況が自覚できた。

 

ペルソナ5 - PS4

ペルソナ5 - PS4

 

 

あとは一度にゲームを遊ぶ時間だけど、これが15分から30分、長くても1時間で、それ以上の時間は集中力が保ちにくくなっていることもわかってきた。ゲームに対して長時間没頭することができなくなっている。こうやって時間記録を取ること自体が現実世界に対して自覚的になることだから、それに伴う意識の発散はある意味では免れないものかもしれないけど、それでも昔はもうちょっと集中できてたように思う。集中力に関していえば、疲れ過ぎるとゲームをやる気力が起きなくて、なんとなくネットサーフィンするとか、YouTubeをぼんやりと眺めたり、そういった楽な方向に流されるだめな感じの時間があることも自覚させられた。

 

 

Keep

良かったことは買ったゲームに対して自覚的になれることです。これまでそんなにゲーム買ってないと勝手に思い込んでて、1月に買うのは夜のひつじのお泊まり恋人ロリータ、あとフロントウイングのグリザイアコンプリートボックスくらいなものだと思っていたけど、実際にはそれ以外にもGravity Daze 2とかSteam版クリミナルガールズとか色々と買っていたのだった。そしてどちらもまだ積んである。

 

GRAVITY DAZE 2 初回限定版 - PS4

GRAVITY DAZE 2 初回限定版 - PS4

 

 

今年の緩やかな目標として、月に1本程度はゲームを買おうという気持ちがあって、その裏には上で書いた通りにゲームをあまり買っていないという思い込みがあった。でも真実は違っていて、もうすでに達成している不適切な目標になっているのかもしれない。ともあれ目標の実現あるいは軌道修正のためには記録していくことが大事そうであった。

 

Try

最終的にこの記録が何の役に立つのかを考えてみると、単なる自己満足にしかならない可能性が半分、でも残りの半分は、自分にとってのゲームのあり方を見つける手助けになってくれると思ってる。自分にとってのゲームとそれ以外の活動とのバランス、その一番すわりの良いところを探すということ。何時間くらい遊び続けるのが自分にとって居心地が良いのか、あるいは日々の生活との兼ね合いでこなしていくにはどのくらいの時間が限度なのか、そこのラインを見極めることと、実際に記録を取ることは不可分だという結論に達しつつある。実りある健やかな生活をゲームと共に過ごせれば良い。

 

 

謝辞とか

タイトルの由来である灼熱の卓球娘、アニメ版を4話まで見終わって、まさに百合という感じで最高。はじめは独特な絵柄に少し抵抗感があったけど、今では完全に染まって違和感が感じられないしむしろ視覚がそれを求めている。

 

 

*1: 

hina747.hatenablog.com

*2:公式サイト http://www.minori.ph/ のドメインphとはphilosophyすなわち哲学ではないかと勝手に思っているんだけれども真実はどうだろうね

*3: 

hina747.hatenablog.com

お越しくださりありがとうございます。このブログについて